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合格体験記

ハウジングエージェンシー通信講座を受講し資格を取得された方の声をご紹介します。
久保田嘉奈子さん

 10年務めた仕事は結婚を機に退職し、念願だった主婦に永久就職しました。せわしなく時間に追われながら仕事をしていたあの頃に「時間があればやるんだけど…」と諦めていたインテリアコーディネーターの資格を取ることを決意しました。5月の半ばだったと思います。
 思い立ったら吉日、という言葉のままにすぐ、インターネットでヒットした数社に資料請求をし、一番レスポンスの早かったハウジングエージェンシーさんに申し込みをすることにしました。通信講座を選択したところ、教材がたくさん届き、一人でやるのか、これは大変なことになったなぁと思ったことを覚えています。
 私がまずやったのはスケジュールを組むことでした。私はインテリア業界での経験は皆無ですので全くのゼロからスタートです。まずは教科書の内容を理解するためにも、自分で参考書を作ることにしました。具体的には教科書から重要と思われる文章をノートに写し、重要と思われるキーワードは赤字で記入、図はコピーをして重要な名称は修正テープの上から赤字で記入します。そうして赤の透明な下敷きをかざすと赤字が消える、暗記に便利な仕様にしたのです。この作業は結構時間が掛かるので、試験までの時間が差し迫っている方には向かないと思います。
 私は『ノート作り』→『課題』を全てやってしまってから→『過去問題集』に取り組むことにしました。『課題』を提出する目安は学習計画表に入っていましたが、私の場合はそれを全て前倒しでスケジュールを組みました。
 一次試験当日、電車の中で自作のノートと一問一答の小冊子を見ながら最終確認をしつつ会場へと向かいました。直前講座に出て、試験対策はバッチリと自信は多少ありましたが、試験会場特有の緊張感に飲まれてもいました。試験が始まってしばらくすると退出可能になるのですが、早々と退出される方もいて気にすると焦ります。くれぐれも気にしないように…。難易度が例年に比べどうかなんて分かりませんが、少し出題傾向が変わったというか、受験生が講じている対策の裏をかくような出し方をしてきたな?などと感じてはいました。
 ともあれ試験が終わってなんとなく合格の手ごたえはあり、二次の準備をしなきゃなぁと思いながら帰りました。自己採点でも、ハウジングエージェンシーの採点でも問題なく合格ラインでしたので早速二次試験の準備に取り掛かりました。
 一次試験とは打って変わって二次試験は準備不足の感がぬぐえませんでした。しかしやるだけやってみようと会場に向かいました。製図の問題では今まで出たことのないカーテンの図を描け、と出ていますし、論文は最近の傾向とは全く逆の長文を書け、というものでした。かなり面食らいましたがとにかく集中してやることにしました。時間配分がうまくできなく、とても焦りました。やはり早めに仕上げて退出される方がいるのですが、まどわされないように…。論文の最後の「。」を書いたと同時に試験管の「やめ」の合図があったくらい、私はギリギリでした。提出の際、斜め前の人の答案がちらりと見えましたが、私の描いた製図とは違っていてガーン!とショックを受け、会場を後にしました。模範解答を見ても私の作成したものとは違うプランでしたので、これはもう落ちたな…と半ばあきらめていました。
 ですから受かったときには本当にうれしかったですし、信じられない!という気持ちでいっぱいでした。今までこれという資格がないのがコンプレックスだったので達成感でいっぱいでした。でもなんで受かったのだろう…と不思議な気もしましたが、思うに製図も論文も100人が書けば100通りあり、これが正解だというものはないからなのかな、と今は解釈しています。いずれにせよ、私のプランと論文が誰かに認めてもらえたということはすばらしいことだ!と感じます。
 今後はインテリア系の資格を年に1個ずつでも取っていければと思っています。今年は福祉住環境コーディネーター試験に挑戦します。家を建てたいと考えていて、工務店を回っているところなのですが、その知識が生かせれば家づくりも楽しいかな、と考えています。インテリアコーディネーター試験のために勉強すれば知識が得られるし、合否は関係なく自分のためになる、と私は考えて取り組みましたが、実際その通りでした。もちろん合格することで資格証という目に見える結果も得られましたし、やってよかったと思います。簡単な試験ではないですが頑張りがいはあるし、フォローをちゃんとしていただけますので、迷っている方がいたら是非、挑戦されてはどうかと思います!

豊田奈央美さん

 私がICの資格を目指そうと思ったのは、自宅を新築した事がきっかけでした。
いざ自宅を一から建てるとなると、何から何まで調べたくなり、内装はもちろん設備や材料、さらには構造材や建築方法にまでこだわりを持っている自分の一面に初めて気づきました。
工務店の方との打ち合わせは毎回本当に楽しくて、私が持ってくる膨大な資料に工務店の方も「まるであんたが業者の人みたいやなあ」と言われ、その時にこれが仕事にできたらすごく楽しいだろうな・・・と思った事がICを目指す道への始まりでした。
 私には当時二歳の子供がおりましたので、通学での勉強はできず必然的に通信での勉強方法しかありませんでした。どこの教材がいいか調べているうちにハウジングエージェンシーさんの教材を知り、合格率の高い実績からこちらの教材で勉強しようと決めるに至りました。最終試験が12月であることから勉強するスタート月を1月に決め、私のICへの勉強が始まりました。
 勉強を始めてすぐに苦手な歴史の暗記に苦戦しましたが、段々と実務的な内容に変わり勉強するのが楽しくなってきました。だいたいいつも子供を寝かしつけてからが私の勉強時間で毎日2、3時間くらいを目安に取り組んでいました。
 この試験はズバリ暗記力が大事です。聞いた事のない専門的な用語に本当に何度頭を悩ませたことか。勉強すると分かりますが、一度出てきた内容はその後色んな形で他の項目に度々出てきます。要するにその場的な暗記ではいけませんので、新しく覚える項目は深く理解しなければなりません。その為に私は覚えにくい内容はその都度インターネットで調べたり、自分で購入した本などを使って写真を何枚か見て目で理解したり、という方法を実践しました。その為得意な科目は勉強時間内に順調にページを進める事ができましたが、苦手な科目は2,3時間かけても1,2ページしか進めない時もありました。
 そして順調に時は過ぎ、夏が近づく頃にスランプがきました。とにかく遊びたい!外はこんなに気持ちいいのに何で私は勉強なんか・・・(:_;) そんな時は無理せず思いっきり遊びました。ストレス発散も大事です。そして再び勉強に戻ると暗記していたはずの事を忘れており少し焦りましたが、今まで何ヶ月もかけて覚えてきた事だったのですぐに感覚を思い出し、いつものペースに戻す事ができました。
 それから迎えた初めての模擬試験。試験会場の雰囲気にとても緊張しながら挑みました。結果は・・・自分の苦手な部分が本当に露わとなるものでした。二回目の模擬試験も控えていましたので、落ち込む暇もなくその試験結果を参考に苦手な部分を集中的に勉強し、お陰で二回目は自分が満足できる結果を出す事ができました。この頃には一応全てのテキストを終えていましたので、本試験までの残り1カ月はもう一度頭からテキストを何度も復習しなおしました。
 そして待ちに待った本試験。もちろん緊張していましたが、模擬試験の結果のお陰か自信を持って楽しく挑む事ができました。
結果は見事合格!すぐに控えていた2次試験は製図だった為、全く未経験の私はハウジングエージェンシーさん主催の講座を受けました。そこで基礎から徹底的に学び、さらに自宅で毎晩製図を描きまくるという日々を送りました。努力の結果、試験当日を迎える頃にはまた楽しみに挑む気持ちの余裕ができ、あっという間に試験は終わってしまいました。
 2次試験の結果は予想ができず、合否がでるまで不安でしたが、こちらも無事合格する事ができ、そうして一年前までは全く知識の無かった私がICの資格を取得する事ができました。
 私は勉強する事は決して得意じゃありません。製図もとっても苦手でした。それでも合格できたのは、そんな自分にずっと自信が持てず、その不安を埋める為にひたすら勉強をした勉強量が結果につながったのだと思います。育児と家事以外に余った時間はいつも勉強していました。大変そうですが、普段育児で自分の時間が取れなかった私にとっては自分のスキルアップの為の勉強はとても有意義で楽しいものでした。資格を取得する前と比べ、取得した今は自分に自信が持てるようになったと思います。こんな私でもやればできるんだ!って。これから始まる就職活動にもこの資格を活かす予定です。
 ハウジングエージェンシーさん、一年間サポートして下さって本当にありがとうございました。また新たな資格をチャレンジする時はどうか宜しくお願い致します。

小谷有未さん

 インテリア業界は未経験で、漠然とした憧れ程度をもっているだけでした。30代も半ば過ぎ、一生続けられ、興味をいつまでも感じられる仕事につきたいと、ICの資格を目指しました。動機はかなりあいまいだったと思います。
 しかし、年齢を考えて一度での合格を目指し、勉強の進捗には注意を払いました。技術編を勉強していた頃は小テストを区切りにしていました。小テストの前々日あたりには追い込みをかけ、夜遅くまでがんばりました。小テストとはいえ、かなり真剣に取り組みました。販売編に入ると、技術編の復習も同時にしないと忘れてしまうことがわかり、さらに管理を厳しくしました。具体的には、大学ノートにスケジュールを書き込みました。〇日販売編P×からP×まで、技術編何章復習といった具合に細かく作りました。
 一次試験の出題範囲はとにかく広いので、得意分野を作ることから始めました。絶対点が取れる分野をつくるためです。まず手始めに、建築構造から手をつけました。出題の確率が高いと見込んだからです。壁の中身がどうなっているか、見たこともなく、難しい章ではあります。何度も復習し何度もノートにまとめました。その後、歴史、人間工学の分野は、復習を何度もしました。忘れやすい部分もあり、勉強を進める上で、意識していたのは良かったと思います。その後、得意分野をつくるのではなく、不得意分野をつぶすことを心がけました。木の種類、ガラスの種類など、暗記がとても苦手なこともあり、苦労したことを覚えています。
 過去問題への取り組みは、ずいぶん早く3月から始めていました。その頃自分自身ではまったく意識していなかったのですが、事務局からのアドバイスや、過去にICに合格した方のアドバイスから、最低3度は通る必要があるとわかり、解きに解きました。ただし、3度目に通るとき、漠然と解いているだけでは正解に結びつかないことに気が着き、間違った問、記憶があやふやだった問は、抜き出したり、解説をまとめたりするようにしました。過去問題に多く取り組んだのは、今考えても良かったと思います。記憶があいまいな点をあぶりだすことにもなりましたし、頭が整理できたようです。
 9月に入ると、ピンポイントで復習を繰り返していました。法律が苦手なことがその時までにわかっていたので、毎日繰り返しましたし、過去問題を解く過程で色や造形の分野が不得意だとわかったので、繰り返しました。その頃は、こんなに勉強してもまだ、記憶として定着していない部分が多くあると、焦りでいっぱいだったことをよく覚えています。
 9月中旬以降は、模擬試験の復習や予想問題100問特訓ゼミを繰り返し復習していました。この頃になると、自分で教科書を熟読するよりも、問題の復習ばかりしていたと思います。試験が近くなるほどに、焦る気持ちが出てきました。平常心で取り組むことが大切だったと思います。そうでなければ、本来の力も十分に出すことができないはずです。
 試験当日、名古屋で受験しましたが、あまりの受験生の多さに、びっくりし動揺したことを覚えています。こんなに受験生がいるんじゃ、私なんてダメ、そう思ってしまいました。また、試験を早くに解答できた人は、定められた時間を過ぎると退出が許されていました。その時間が来るとどんどん教室から出ていってしまうのです。唖然としました。こういう精神状態も本当は良くないはずです。会場に到着し試験までの少しの時間は、人のことはほっておき、万が一まったくの不得意分野が出題された場合にそなえての復習にあてたり、キーになる数字などの復習に集中するべきでした。また、他の受験生がすばやく解答できたかどうかに気を取られず、「絶対合格する!」という強い気持ちで最後まで試験に粘ることが一番大切だったと思います。
 さて、1次試験が終わると、次の日だけはお休みにしましたが、すぐに2次試験の対策に取り掛かりました。1次試験に合格できたかどうかは、まったく自信がありませんでした。2次試験の準備は6月初旬に製図の授業に出席していましたが、それ以降全然手をつけておらず、どんな風に勉強するのか、どんな風にすれば得点につながるのか、予備知識すら持っていませんでした。しかし、1年で絶対合格するという強い気持ちだけで、突き進む以外になく、製図というまったく知らないものを勉強する以上、スクーリングしかないと判断し、申し込みました。
 スクーリングでは、先生がお昼休みも生徒の指導に当ててくださるほど熱心だったことや、周りの生徒さんが大変レベルの高い方たちで、私のダメぶりが際立ち、夜中の2時までシャーペンを手放すことができない状態まで追い込まれました。私は大変不器用で、初めて取り組むものはだいたい不出来なのです。製図はまさにそうで、授業では周りの生徒さんとの差に泣きそうになり、家に帰っては線一本まっすぐに引けないことに泣きそうになりながら勉強しました。こういった危機意識がうまく作用していたと思います。ダメなものはダメ、勉強するしかないという現実に直面できたからです。ダメならダメで、来年受ければ・・・という気持ちには全然なりませんでした。もう後がない、そう思い取り組みました。
 試験の10日ほど前になって、ようやく線を引くコツが見えてきて、平面・立面・断面等の特徴や、書き込み忘れてはいけないものが何かを勉強する準備がようやく整ったぐらいです。色塗りは最後の最後まで自信の持てないまま試験がきてしまいました。もう焦りだとか自信喪失だとか、そういう次元ではなく、無事試験会場に行き、120%いや150%で乗り越えるしかない、そういう気持ちでした。
 一方論文の方は、これまでの経験で取り組んだことがあるものだったので、どう勉強するか自分で計画を立てられました。単純に同じ問題を5,6回は、書いたと思います。字があまり汚いと減点対象だと知り、パソコンではなく原稿用紙に手書きで解答していました。これは正解だったと思います。試験当日は緊張し、手が震えてしまいました。練習が救ってくれたと思います。手書きでの解答練習をお薦めします。5、6回解答する中で、同じ事柄を違う表現で書いてみては、字数をどれだけ食ってしまうか、あるいは字数がオーバーしないようにするにはどうするか、模範解答と見比べたりしました。
 また2次試験対策として、総合一日集中講座・模擬試験・製図答練講座といった講習も受講できるだけ受講しました。こういった講義を受講できる方は、受講されることをお勧めします。2次試験は、試験対策を一人で講じることが1次より難しいからです。
 最後に、試験にかけた1年を振り返ってみます。
[良かったこと]
 ・試験を甘く見なかったこと
 ・ICを目指した当初の動機はあいまいながら、一年で合格するという気持ちを維持したこと
[悪かったこと]
 ・試験が近づくにつれ焦ってばかりいたこと
 ・試験当日、他の受験生に気を取られ平常心を失ったこと
 
 これから試験に臨まれる方には、夢の実現に邁進していただきたいです。心から応援しています。私の経験がなんらかの形でお役にたてれば幸いです。がんばってください。

株式会社LIXIL勤務 鈴木奈美さん

 私は、学生の頃からインテリアが好きで、建築、インテリアの学科を卒業しましたが、正社員として就職することができませんでした。
 アルバイトをしながら、インテリアコーディネーター(以下IC)の資格の勉強を他社の通信講座でしておりましたが、全く思うようにいかず、一度は断念しました。
 何度か転職をし、現在は住宅設備や建材メーカーのショールームでショールームコーディネーターとして働いています。新築やリフォームを検討されているお客様に対して商品のご案内をするのが主な業務ですが、自社の商品のことだけでなく、家の構造のことなど幅広い知識が要求され、やはりICの資格が必要だと感じ、一度は断念したICの資格を再びチャレンジすることにしました。
 この業界で働いているし、参考書の勉強で何とかなるだろうと思っていたのですが、そんな甘いものではありませんでした。2回受験し、2回とも一次試験不合格。3度目はもう絶対失敗したくないと思い、評判の良いハウジングエージェンシーの通信講座で勉強することに決めました。申し込んだのが6月だったので正直10月に間に合うか不安でしたが、科目ごとで課題の提出があったので、提出期限に間に合うように勉強し、多少遅れたりもしましたが、何とかすべて課題を出し切ることができました。

●一次試験勉強方法
 まずテキストを読み、確認テスト→わからなかったところはテキストに戻り再度読む。→ 一問一答 → 間違ったところは再度テキストを読む。
 わからないところはひたすらテキストを読んで理解するようにしました。テキストは要点がまとまってあり、無駄な感じが無く頭に入りやすかったです。この量のテキストなら読むのが億劫では無かったので良かったです。
その後課題提出 → 間違ったところは復習。
 試験直前は過去問を中心に解くようにすると、問題の傾向がわかるようになってきました。
通信講座だけでは不安なので、模擬試験2回、直前キーワードゼミ、100問特訓ゼミも申し込みました。
☆模擬試験
 1度目の試験はまだ課題がすべて終わっている状態ではなかったので、わからない問題ばかりで苦戦。ほかの受験生がいることで、いったん勉強をサボりかけていた気持ちが、気を引き締める良い機会となりました。
 2度目の模擬試験は判定がCでした。今の自分の実力を把握することで、自分の弱点を見つけることができ、苦手分野中心に勉強するようにしました。
☆直前キーワードゼミ
 朝から夕方までのハードスケジュールでしたが、私はこの講座が一番良かったです。先生の説明が非常にわかりやすく、当日配られたテキストが、一番役立ちました。テキストに先生がおっしゃった重要なことを書き込み、オリジナルのノートが完成。私は構造の名前を覚えるのが苦手で、ちょうど苦手なところのノートを作ろうと思っていたところで、図やイラストも載っていたので、ノートを作る手間が省けました。薄い冊子なので通勤の際に持ち歩き、ボロボロになるまで読み込み暗記しました。
☆100問特訓ゼミ
 こちらも直前キーワードゼミと同じ先生でわかりやすく、テキストには載っていない、住宅着工件数などのプラスαの知識をつけることができました。
 実際の試験では、100問ゼミにやった問題と似たものがでたのでラッキーでした。
●一次試験当日
 基本的な問題は迷うことなく解くことができ、一般常識的な問題はやはり迷いました。基本的な問題が7割程度で、しっかり勉強していれば合格範囲に入るという言葉を信じ、あまり緊張しませんでした。
●二次試験勉強方法
☆論文
 テキストをただ読むのではなく、どんな文章の表現がNGなのか、理解しながら読むとわかりやすいです。
☆プレゼンテーション
 大学のときに図面を描いたことはあるものの、慣れるまでは難しかったです。テキストのとおり線を引く練習から入りましたが、時間がなかったので、過去問の模範解答の図面を写す方法へ変えました。
 二次試験は受験が初めてで、周りのIC取得者は、二次試験は2回目で合格する人が多かったので、1回で受かるか不安はありました。二次試験も模擬試験と総合一日集中講座に参加しました。
☆総合一日集中講座
 とりあえず時間との勝負なので、いかに早くキレイに図面を仕上げるかを教えていただきました。着彩の仕方ひとつで仕上がりが変わることを教わり、試験直前は何とかそれなりに描くことができました。
●二次試験当日
 試験会場の机は狭いと聞いていたので、実力が発揮できるか不安でした。運よく席は一番後ろで、隣の人もいなく一人だったので広々と使うことができました。基本、ひとつの長机に3人がけなので、ほかの人は窮屈そうでした。昼からの受験で、一次試験のときのように教室で昼食をとっていましたが、二次試験はなぜか、教室での昼食はNGでした。教室の外のロビーでとるようにとのことでした。
 あせる気持ちを抑えつつ、時間を常に意識し図面から取り掛かりました。はじめに一通り問題を読み、論文はそれほど難しそうではなかったので後回し。図面の線も、論文の字も濃く書くように意識しました。ぎりぎり5分前に完成。論文はほとんど見直しできませんたが、字数はちゃんと埋めました。
●合格したときの感想
 二次試験は1回で受かるとは思わなかったので本当に嬉しかったです。新制度の試験だったので、合格ラインが想像できずドキドキでした。
 長年の夢だったICを取得することができ、会社の名刺にも堂々と資格を入れることができました。業者様との名刺交換の際は、ICの資格が明記されていると話のネタになり自信にも繋がりました。実際の業務でキッチンのレイアウトなどを相談されると、勉強したことが生かされています。
 通信講座や模擬試験などの講座を申し込んだりすると、トータルで結構な金額になりましたが、教育訓練給付制度を利用したり、講座も通信講座受講生特別価格で申し込めるので、費用面が気になる方はこういう制度を利用しても良いと思います。
 私の場合は会社が受験料と資格登録料を補助してくれる制度があったので、そちらも利用しました。
 今振り返ると、通信講座を利用するまでの勉強方法はいかに無駄が多く、要領の悪い勉強方法だったかがわかりました。もっと早くこの通信講座を利用すればよかったと後悔しています。この通信講座や各種講座の満足度は120%です。
ありがとうございました。

(30代女性)

 私は現在子育て中の専業主婦です。結婚を機に仕事を辞めてからは資格試験に挑戦するなど考えてもいませんでした。会社経営をしている主人の仕事は住宅の元請で、顧客となる主婦に気に入ってもらえる仕様にするためには現役の主婦である私のアイデアなどが必要でした。  主人の会社のお手伝いで、顧客へ提案をしているうちに、「インテリアコーディネーターの資格があったら説得力が増すだろうな」と思うようになり、まずは資格試験の資料を取り寄せることからはじめました。
 私が住んでいる大分には、実際に通う講座もあるのですが夜間講座のため、子育て真っ最中の私には難しい。となると、通信講座という選択肢しか残っていませんでした。ユーキャンとハウジングエージェンシーどちらにするか迷った結果、過去問題などを出版しているハウジングエージェンシーに決定。確か、早期申込みで特典付き?のような広告を見て1月末には申し込みをしました。
 10月の試験に向けてまずは一次試験のみの勉強を開始。4歳になる子供が起きる前の早朝が私の勉強時間と決め、2月から1〜2時間の勉強に取り組みました。出題範囲が広いため、まずは早めに全体を浅くでも理解しようとテキストを読み、課題に取り組む、ということから始めました。これが前半の勉強法です。  テキスト&課題が終われば過去問題集。過去問題集は合計4回解きました。4回目を解いているときに、間違った問題に印をつけ、間違った問題のみ5回目を解いていきました。その中で暗記項目はオリジナルの語呂を考え、イラスト付きでテキストに記入。絵で覚えることでスラスラ暗記することができました。また、その時点での自分の実力がどのくらいかを知るために平均点を記入して表にしました。  通信講座のみで勉強している人、みなさん経験するだろうと思うことが、自分の実力が果たして合格圏内にあるのか・・・ということだと思います。在宅でただひたすら勉強しても合格圏内に入らなければ意味がありません。最初は75%以上を目標に過去問題集を繰り返し解きました。これが中間あたりの勉強法です。  子育てをしながらの勉強で不安だったのが、勉強時間の確保です。これは最初から予想できていたので2月という、私の中では早期に取り組むということですこしずつ不安はなくなっていきました。早くに取り組んだということもあり、過去問題集も4〜5回解き終わり、答えを暗記してしまうほどに・・・  こうなると、過去問題集を解くことに意味を感じなくなりました。ですので、後半の勉強方法は予想問題集を追加購入して取り組むということです。実力がついてきたこともあり、予想問題は正解する率が高くなっていました。ここで自信をつけるために全国模試を受けました。これは判定もでるのでかなりの自信につながりました。それでもまだまだ間違う問題もたくさんありましたので、間違った問題はノートにまとめることにしました。そのノートは夜寝る前見返したり、外出時に持参するように心がけました。これらが今回の私の勉強方法です。
 実際の試験当日は、女性が多く受験者数の多さにも圧倒されます。大分からの受験は万が一のことを考えて前日にホテルに宿泊し、当日早めに会場に入りました。県外からの受験はやはり前日入りがおすすめかと思います。  会場入りする前に各会社から試験直前ポイントが載ったパンフレットを渡されます。これは目を通しておいたほうが絶対良いです!今回の試験もその中からいくつか出題されました。また、二次試験はプレゼンテーションに時間をかけたかったため、論文からとりかかりました。3時間の試験時間の中で論文(40分)プレゼンテーション(140分)とあらかじめ配分を決めて臨みました。そうすることで、てこずるプレゼンテーションをゆっくり焦らず取り組むことが出来ました。
 一次試験は自己採点ができますので、多分合格してるかなとすぐに二次試験の勉強にとりかかりました。一次試験の合格が届いたときはとってもうれしかったのを覚えています。 同時に絶対に二次試験にも合格しなくては!と気持ちを切り替えて猛勉強しました。  二次試験は自己採点もできなければ、どのような基準で採点されているのかもまったくわかりません。2月中旬の合格発表まで何も考えずに過ごしました。やるだけのことはやったのだからと自分に言い聞かせながら・・・  そして届いた合否通知。合格の文字が目に飛び込んできたときは号泣しました。そしてお腹をなでながら「ありがとう」と泣きました。実は二次試験の翌日から、つわりが始まっていたのです。二次試験はお腹に子供が授かっていた状態でした。お腹の子と一緒に受験した私は「ありがとう」という気持ちでいっぱいでした。
 見事合格したインテリコーディネーターの資格は、早速顧客との打ち合わせで活かせれています。今まではデザイン面だけでの提案でしたが、知識が豊富になったため機能面でのよりよい提案ができるようになりました。いま頭の中は、いろいろ住宅にとりいれたいアイデアでいっぱいです。
 インテリアコーディネーターの資格試験はとにかく範囲が広く思った以上に合格するのが難しいです。ただ、女性が活躍できる部門におおいに活かせる資格なので是非積極的に勉強してもらいたいなと思います。途中で挫折しないよう、住宅インテリアに興味があることが前提だと思います。私のように子育て中で自分の時間がとれない主婦でも頑張れば一発合格可能ですので、同じ境遇にいる方にもあきらめず頑張って欲しいです。
 在宅での通信講座は、いろいろ不安もありましたが、テキストの内容や事務局の方がこまめにお電話くださったり、すごく充実しておりました。ハウジングエージェンシーを選んで本当に良かったと心から思っています。ありがとうございました。

(30代女性)

私は30代になった頃、「ずっと独身でも一生続けられる仕事に就きたい!」と思い、数年前、年齢を顧みずICへの転職を見据えた実技を修得する学校に通い始めました。
その間に資格の取得が出来ず、今年、晴れてリフォームプランナーとして工務店で採用とはなったのですが、IC資格を今年必ず取る!と言う条件付きとの事。正に背水の陣で取り組む事になりました。

勉強するにあたって決めていた事は、兎に角問題集を3回する!と言う事。
その3回をクリアする為に逆算したスケージュールを作り、【1日何ページ】と言う目標を立ててやっていました。
ただ、どうしても転職直後の仕事をしながらの事となり、計画は日々少しづつずれ込んで行きます。
更に理解しにくい所にくると集中力が途切れ、進むペースが遅くなる・・・。そして眠くなる・・・。
そこで私は理解しにくい所が来たら思い切って休憩する!事にしました。
そして、休憩し終わったらスッキリした気持ちで理解しにくかった箇所のテキストを良く読む!で、再度問題に取組む!と言う風に進めて行きました。
そうすると、ついつい違う事をしてしまったり、寝てしまったりと言う、時間の無駄が 少なくなり集中して先へ進む事が出来るようになりました。
また、ずれ込んだ計画は、その都度修正計画を立て直し、新たな目標でリスタートする。この繰り返しをしていました。

充分な勉強時間が取れなかった私は、問題集だけを基本に進めました。
そして問題集の解説を読んでも理解しがたい部分だけ、テキストを見る。
そしてその周辺を読む。と言う勉強法を取っていました。
テキストは、適度に大事な事が集約され無駄がなく、図解も多かったので、聞く人がいない自宅学習をされる方にはとても強い味方になると思います。

いよいよテストも近づいて来た頃、やればやるほど不安に襲われました。
それは、自宅学習をしていると、自分の立ち位置が不明瞭だと言う事。
はたして、自分は合格ラインにいるのかどうか?
その不安は、絶対に今年合格を!と思っていればいる程襲われるものだと思います。

そこで模試だけでは不安だった為、直前短期講座の「100問特訓ゼミ」に申し込みました。 時間に制約がありましたので、通信講座としての受講としました。

この講座の良かった事は、生の先生の解説をCDで聞けたと言う事!
一人で勉強していると、閉そく感が余計に不安を募らすのですが、この先生の解説はとてもスピード感があり、重要なポイント、理解しにくいポイントなど、周辺の話を取り交ぜながらスッと頭に入る解説で、なお且つ印象に残る。頭の中が最後にどんどん整頓されていくのが分かりました。
また適度なスピード感が、焦りとやる気を引き出してくれて、凄く有効な講座だったと思います。

「万全の準備をした!」と思い向かった試験会場では、とても緊張しましたし、不安にもなりました。
ただ、ケアレスミスをして後悔しない様にと、問題を丁寧に全枝読み、確実に解答するよう心がけました。
合格速報で合格ラインであると連絡を貰った時は飛び上がりたいほど嬉しく、また実際合格通知を見た時は、兎に角ホッとしました。

既に住宅プランナーとして働いている私は、合格が分かったその日のうちに名刺に「IC」の文字を入れて貰いました。
日々お客様とお会いし生活空間を提案するうえで、このICの資格があるのとないのとでは、お客様の信頼はまた違ってきますし、何より自分がこの名刺にこの文字を入れられる誇らしさを今はとても実感しています。

受験勉強は、何かしらを犠牲にして積み上げた時間で成り立っていると思います。
犠牲にする時間は、1分たりとも無駄にはなってほしくない。
だからこそ、今年必ず受かる!同じ事に二度も時間を犠牲にしないんだ!
と言う必死の覚悟が、とても重要だったと思います。

(20代女性)

私は、フリーターとして飲食店で長年アルバイトを続けていました。責任者として仕事も任してもらえ、充実した日々を送っていたのですが、ずっと好きだったインテリア関係の仕事がしたい、もっと責任のある仕事に就きたいと思うようになりました。
 しかし、経験も何の知識もないまま転職には踏み切ることができず、自分自身の自信をつけるためもあってICの勉強を始めることにしました。勉強を始めるにあたって、色々なスクールや通信講座を調べていたのですが、ハウジングエージェンシーの合格率の高さに惹かれて受講を決めました。

[一次試験対策]
「何事も必ず3回は繰り返す」と決めて、テキストを読む→合格!一問一答や過去問題を解くということを繰り返しました。
 そのほかには、名作家具は実際に家具屋さんに足を運んだり、家具の雑誌を見たり目で見て覚えたり、テキストを自分なりにノートにまとめるということもしました。
 また、テキストか問題集かどちらかは必ずどこにでも持ち歩き、電車の中や仕事の休憩中など少しの時間でも勉強するようにしていました。
試験直前も、基本が大切だと思ったので、ひたすらテキストを読む→問題を解く、の繰り返しで、特別なことはしませんでした。

[二次試験対策]
 二次試験もやはり「何事も3回は繰り返す」で、論文・製図ともに合格ワークシートを3枚ずつコピーし、テキストを読む→合格ワークシートを解く、を繰り返し、その後に課題に取り組みました。
 全く製図を描いたことがなかったので、最初はとまどいましたが、返ってきた課題にアドバイスなど添削が丁寧に書いてあったのでわかりやすく、頑張ればできるかもという思いも湧いてきました。
 その後、過去問題集と予想問題集を購入し、やはり3枚ずつ解答用紙をコピーしてひたすら問題を解きました。
 そのほかには、論文の参考にしようと、最新の設備機器をネットで調べたり資料請求をしました。リフォームの雑誌も読みました。
 製図で家具を描く際の参考に、通信販売のカタログなどを切り抜いて家具ごとにノートにまとめることもしました。
 二次試験直前も、過去問題と予想問題をひたすら解いて特別なことはしませんでした。
一次試験の時は気にならなかったのですが、試験会場の机の奥行きが狭かったので何回も定規を落としそうになりました。本番を想定して、もう少し奥行きの狭い机で勉強すればよかったかなと思ったことと、隣の人の鉛筆を動かす音が聞こえて焦ってしまったので、緊張対策を何かするべきだったと反省しました。 
焦って、練習よりも雑な図面を描いてしまい、全く自信がなかったので合格通知を受け取った時は嬉しいよりも先にびっくりしました。
でも、だんだん実感が湧いてきて合格したことが自信となり、就職活動に臨むことができました。そして、水回りのショールームのインテリアコーディネーターの内定をもらうことができました。
 
基本を繰り返し勉強するのはもちろんですが、私は周りの人に試験を受けることを公言し、「みんなにいい報告がしたい!」という思いと、周りからの「勉強進んでる?」という言葉にいいプレッシャーを感じ、それをバネに頑張ることができたことがとても大きかったと思います。
それと、二次試験対策は論文も製図も初めてだったので苦しいと思うこともありましたが、自分だったらこういう家具の配置にするなとか、家族構成がこうなのできっとこういうライフスタイルでなど、想像して問題を解くのは楽しかったです。楽しみながら勉強をするというのも続ける秘訣だと思うので、自分なりに楽しみを見つけてみるのもいいかもしれません。

講座などに行く時間がないからと諦めている方も、ハウジングエージェンシーはテキストや問題集がしっかりしているので信じてこつこつと勉強すれば大丈夫だと思います。是非、諦めずに頑張ってください!!

(30代 女性)

実家が建設会社。人と話すことが好きだったので、インテリアコーディネーターを目指しました。職場の先輩に「合格したいなら、ここ」とハウジングエージェンシーの受験対策講座を勧められたのがきっかけです。「過去問題集である赤本と青本をしっかりやれば受かる」と言われ、とにかく勉強しました。想像していたよりぜんぜん地味で、歴史や構造、施工といった分野はほんとうに苦手。それでも毎日、仕事が終わってから会社の机で勉強しました。苦手な分野のページはやぶって持ち歩き、3回以上繰り返しましたね。合格発表はバレンタインの日。いまでもよく覚えています。家族や職場の人たちも喜んでくれました。いまは資格のおかげで、自信をもって接客できています。

(30代 女性)

フラワーデザインの仕事を10年前から続けるうちに、花を生かす空間に興味がわいてきました。最初は独学で勉強しようと思ったのですが、どこから手をつけていいのかわからず、すぐに断念しました。だから、講座を受講するにあたっては、言われたことだけを素直にやろうと思ったのです。子育てと両立しての受験勉強はたいへんでしたが、夏休みに子供を実家に預けるなどして時間をつくってがんばりました。いまは、人材派遣会社を通じてモデルルームでのインテリアコーディネートの仕事をやっています。いずれはフラワーデザインの知識を活かして、花のある空間を提案できるコーディネーターになりたいですね。